無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第64話『朽ち果てし拠点』

「よし、全員揃っているな」

町外れにある廃工場。

その近くの空き地で照先生が出欠を確認した。

その場にいたのは池袋、新橋、目白、目黒、それに照先生に犬彦先生がいた。

「・・・今回は引率が2人もいるんですか?」

池袋が単刀直入に聞いた。

通常、引率は1人だけのことがほとんどである。

このような2人の場合はなくはないが、あまりないパターンではある。

「いや、本当は俺だけのつもりだったんだが、犬彦先生が・・・」

「あぁ、ちょっと気になることがあってな。無理行って来させてもらった」

変わらぬ表情を浮かべながらも、どこか心を許してしまいそうな声で犬彦先生は返答した。

「じゃあ、早速今回の任務の確認をするぞ」

そう言って、照先生は全員を廃工場の近くに誘導した。

「情報によると、あの廃工場に異星人が立てこもっているらしい。今回は、その調査を行う」

「俺が先導で内部に侵入するから、目白に池袋、それに新橋もそれに続いてくれ」

照先生の後に続く感じで犬彦先生もそう指示した。

「軍の方は今回どのような行動を?」

新橋が質問を口にした。

「あぁ、軍も裏口から侵入するそうだ。どうやら、それが本命の調査チームらしい」

照先生がそう返答した。

「あの・・・私は?」

目黒が恐る恐る聞いた。

「目黒は俺と一緒に廃工場に砲撃して陽動。そうすれば、調査に邪魔もそうは入らないだろう」

即座に照先生がそう返した。

この答えに、目黒も納得はしたようだ。

しかし、他の3人はどこか解せない表情を浮かべていた。

「・・・お、軍の人からメッセージが着たから、ちょっと待ってくれ」

そう言って照先生は少し真剣な表情をして『プライベートメッセージ機能』を使用しだした。

このような連絡があるため、照先生だけ既にログインを行っていた。

「じゃあ、俺達も今のうちにしておこう」

犬彦先生にそう勧められると、4人も反対することなくそれに従った。

「「「「EB、ログイン!!」」」」

認証リストに『EB-ID』を差し込んでログイン、全員の制服も戦闘服調に変化した。

「・・・軍の人から連絡があった。陽動を開始してくれ、だと。・・・じゃあ目黒、行くぞ」

「ハイ!」

そう言って、目黒と照先生がまず駆け出し、廃工場に着くや否や武器を具現化させた。

目黒は『ジャンクション』を、そして照先生も左右の腰に大きな砲を構えた。

それは、ブースター兼用可動式光線砲『アムフォルタス・プラズマ収束ビーム砲』。

「目黒、行くぞ!」

照先生の一言と同時に2人は引き金を引いた。

『ジャンクション』、そして『アムフォルタス・プラズマ収束ビーム砲』から放たれた光線は、目標物として格好の的である廃工場に直撃。

すると

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

廃工場から、今は鳴るはずのないサイレンが鳴り響いた。

すると、異星人と思わしき影があちこちで確認された。

「よし、今だ!」

「あぁ、陽動頼んだぞ」

照先生と犬彦先生がそう声を掛け合うと、そのまま工場へと突っ込んでいった。

「よし、目黒、俺達は引き続き陽動だ。接近されたらまずいから、絶対に近づけるな!」

「ハイ!」

そう言って2人は再び引き金を引いた。



「・・・始まったな」

「あぁ。俺達、今回出番あるのか?」

「さぁな。ないのが一番望ましいんだが」

「・・・全てはアイツの判断次第、ってわけか」

「アイツだったら、多分遠慮なく頼んでくるだろうな」

「だな。とりあえず、準備だけはしておくか」

「あぁ、んじゃ・・・EB・・・」

「ログイン、と」
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