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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第57話『突然の霧』

「上野さん、目黒さん、今です」

敵の攻撃を受け止めながら代々木が俺達に伝えた。

「あぁ!『遠雷』・・・」

「『ジャンクション』・・・」

「「『JSAモード』起動!!」」

それに応えるかのように、俺と目黒は全力で

「「いけえ!!!」」

同時に遠距離攻撃を仕掛けた。

俺の雷撃、目黒の砲撃は一つの目標に命中。

この衝撃に耐え切れなかったロボットは、

ドゴォォォォォン

大爆発を起こした。

これでまず1体・・・いや、

「やっと1体、だな」

「えぇ・・・」

俺達の目の前には、まだ何体ものロボットたちが稼動していた。

それも、今の1体も一度の攻撃で倒せたわけじゃない。

目黒の援護射撃、代々木の囮役、俺の暗雲による翻弄を何度も行ってやっと攻機を見出せた。

これをずっと行えればいいが、俺には『遠雷』の『JSAモード』をこいつらを全滅させられるほど使えない。

それに・・・

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

なんだかんだで、目黒が一番攻撃を行っている。

体への負担は、この中ではダントツで一番のはずだ。

この状況を打開するには、どうしたらいいか・・・。

「上野さん、危ない!」

そんな俺の考えは、代々木の声で遮られた。

それに気付いて視界を確認すると、俺の目の前までロボットが迫ってきていた。

「クッ!」

俺はその場で跳躍。

間一髪、ロボットの足による踏み潰しを避けた。

それと同時に

「シュート!」

目黒の『ジャンクション』から放たれた光線がそのロボットに直撃。

フィールドはないのだろう、それをもろに受けている。

俺は空中で姿勢を整え、そのまま

「迸れ!」

雷撃を放った。

狙った箇所は、今『ジャンクション』によって攻撃された箇所。

これも命中、被弾箇所は爆発を起こしたが、動きは一瞬止まった。

俺はこれを逃さなかった。

『遠雷』を纏った拳でその被弾箇所を殴ると、そのまま装甲を突き抜けた。

そしてそのまま、

「突き抜けろ!!」

ロボットの内部で雷撃を放った。

内部を破壊されたロボットは、流石に耐え切れなかったのだろう。

俺が拳を引き抜き、その場から離れると同時に

バァァァァァァン!!

ロボットは大爆発を起こした。

運良く一体倒せたが、あと何体こんなのが残っている・・・

「・・・ん?」

おかしい、さっきに比べて1体少なくなっている。

一体どこに・・・?

俺がそれを考えていたその時。

ザバァン!

その姿を消していたロボットが砂浜の中から姿を現した。

目黒の後ろという、ある意味最悪な位置から。

「目黒!」

目黒もこの事態に気付いたようだが、今の状態じゃ満足な行動を起こせないはずだ。

俺も代々木もどうにか出来るならしたいが、距離が離れすぎている。

とてもじゃないが、間に合わない・・・。

とにかく、ダメ元で雷撃を放とうとした、その瞬間だった。

ブワァァァァン

突然ロボットの周りを黒い霧のようなものが包み込んだ。

俺の『遠雷』の暗雲に似ているが、何かが違う・・・。

(まさか・・・動きも?)

『遠雷』の暗雲は、本当に視界を遮るのが手一杯だ。

暗雲の中では、至って普通に行動できる。

だが、今暗雲に包まれているロボットは、全く動こうとしない。

一体、あれは?

「危なかったですね」

突然俺と目黒の間に誰かが現れた。

・・・あれ?

「君は・・・昼間の?」

姿を現したのは、昼間俺に話しかけてきたセーラー服の少女。

・・・というか、今もセーラー服のままだ。

だが、普通の女の子とは大きく違う点がすぐ見つかった。

それは、背丈ほどある大きなビーム系の鎌を持っていることだ。

すると、女の子はしゃべり始めた。

「私の名前はかよこ、こう見えて・・・エンドレスバトラーです」
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