無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第5話『定例報告』

「あ、おかえり~」

生徒会室に帰ってきた神田、大崎、目黒に田町が声を掛けた。

「ただいま・・・お?」

最初に入ってきた神田は気付いた。

先ほど出る時にはいなかった、眼鏡の男子生徒とポニーテールの女子生徒の存在に。

「もう着いてたのか。品川、大塚」

そんな2人が視界に入った大崎は声を掛けた。

「君たちが遅かっただけだ」

「ホントよ、待ちくたびれたわ」

カウンターのように2人が一斉に返答した。

ちなみに男子生徒が品川、女子生徒が大塚である。

「それなら手伝いに来いよ。田町から聞いているだろ?」

不満げに大崎が答えた。

「アンタ達が野球部程度に遅れをとるとは思えないもの」

大塚が即答した。

そんなやり取りをしている間、目黒は淡々と持ってきた茶葉を使って人数分のお茶を淹れていた。

「とにかく、さっさと始めようぜ」

神田の一言を機に、その場の全員が部屋の中央に設置されている大机を囲む形で座った。

その前に目黒が入れたばかりで湯気が立つお茶を置いていった。

「お、目黒、サンキュ」

神田がそれを受け取りながら言うと、目黒は笑顔でそれを返し、そのまま席に着いた。

「それじゃ、定例報告に行こうか」

定例報告。

『私立百花高校』の『生徒会』に属する者は、必ず何かしらの部活所属しなくてはならない。

どの部活が不穏な空気を出しているのか、それを知るための情報網を広げるためだ。

この定例報告ではそれを『生徒会』を通して近況を報告し合い、何かあった時にすぐ対策をとることが出来るようにしている。

「じゃあまずは文化系の部活だな・・・田町、大塚、どうだ?」

まず美術部所属の田町が聞かれてすぐさま答えた。

「今のところはどこも問題ないわよ。どこも平和よ」

そして続けるように吹奏楽部の大塚も答えた。

「そうね、ただその分誰が何を考えているか分からないから、注意は払っておくわ」

「そうか、次に屋外の運動系部活、目黒、どうだ?」

陸上部所属の目黒もすぐさま答えた。

「野球部は相変わらずアレですが、他は大丈夫です。ちょっとラグビー部の血気が気になりますが・・・」

「アイツらは昔からアレだ、今は気にすることないだろう。じゃあ次は体育館内の運動系部活・・・俺だな」

バスケ部所属の神田は一息ついてから報告しだした。

「今のところ問題はない。だが遊んでいる奴らが多いだけに、注意は必要だな。

次は道場使用の運動系部活・・・大崎、どうだ?」

空手部所属の大崎は腕を組んで答え始めた。

「やっぱりこっちはラグビー部同様、血気盛んな奴らが多い。一応注意は払っておくことにするさ」

「あぁ、頼む。じゃあ最後は同好会か・・・品川、どうだ?」

鉄道研究会所属の品川は眼鏡を上げてから答えた。

「とりあえず、相変わらずミステリー研は何を考えているかが分からないな。他は大丈夫だが、ここだけは要注意だ」

「了解、じゃあ皆もそこは心得ておいてくれ。・・・じゃあ報告はこれで終わりだな、次の課題にいくか」
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