無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第44話『貫く爪と迸る光線』

ログインが完了し、戦闘体制が整った俺たちは

「よし、行くぞ!」

と言う悠矢さんについて行き、そのまま目の前の廃ビルに駆け込んだ。

中は特に何も無い・・・いや、何も無さすぎる、そんな異質の空間が広がっていた。

と、次の瞬間

ビーーーーーッ ビーーーーーッ

突然アラームが辺りに鳴り響いた。

「・・・いきなりか」

そう呟きながら、雷電さんが先ほど取り出した棒状の物を構えた。

そしてその先端を親指で押した。

すると、

キィィィィィィン

今入ってきた出入り口から見える外が、何やら赤い壁で閉じられた。

どうやら、これが例のフィールドなんだろう。

と、俺が思っている間に、ここの警備をしていたのであろう人型ロボット達がゾロゾロと現れた。

「早速来たな・・・」

何やら微笑みながら、悠矢さんと雷電さんが武器を構えた。

悠矢さんは、3本のクローが目立つ武器を。

雷電さんは、何やらデカい長距離砲を。

「よし、予定通りここは俺らが抑えるから、お前らは先に行け!」

「わ、分かりました!」

言われるがまま、俺たちは上を目指して目の前の階段を駆け上った。



上野たちが上に行くのを見届けた悠矢と雷電は

「よし、行くぞ!」

「OK!」

一斉に戦闘に入った。

まず、悠矢が持っていた武器を思いっきり前に突き出した。

すると、クローが何やらワイヤーのようなものに繋がれながら飛び出した。

クローはそのまま閉じた状態でロボット1体を

ガァッン

見事に貫通。

そしてクローはいきなり開き、悠矢はそれをワイヤーを操作して戻そうとした。

するとクローはと貫いて作った穴から抜け出せず、引っ掛かってしまった。

だがこれが悠矢の狙いだった。

「いけぇぇぇ!!」

そのままロボットをまるでハンマーのように振り回した。

これによりロボットとロボット同士が激しく衝突。

次々と粉々に壊れていった。

悠矢が操る武器、それは貫通捕獲機能搭載クロー『ピアサーロック』である。

一方、背中側にいる雷電は

「オラァッ!!」

と気合を入れると共に長距離砲の引き金が引かれると、砲口から巨大な光線が発射された。

光線はロボット達を次々と巻き込み、破壊していった。

その威力は、目黒の『ジャンクション』を遥かに凌ぐものを持っていた。

そして壁をも貫通、そのまま外に出ようとしたが、それはフィールドが抑えた。

その光線を放った長距離砲の名は、破壊力特化型砲『超高インパルス長射程狙撃ライフル』。

「ふぅ・・・」

砲身の放熱のため放たれた蒸気を見つめながら、雷電は一息ついた。

もう一方の悠矢も

ドゴォォォォン

捕まえていたロボットを壁に激突させて粉々に砕いていた。

そして開放されたクローをワイヤーを巻いて戻していた。

「・・・雷電」

「あぁ・・・予想していたより数が多いな」

2人の今の攻撃だけで相当のロボットが破壊されたのにも関わらず、ロボットは減る気配がなかった。

それを見て雷電は

「・・・ふ」

顔から笑みをこぼした。

「おい、何が嬉しいんだ?」

そんな雷電に悠矢がつっこんだ。

「いや、ただ楽しいからさ、それが何かあるか?」

「・・・ったく、相変わらずだな。俺は逆にかったるいぜ」

大きく息を吐きながら、悠矢は呆れた。

「こういうのはな、楽しまなきゃ損だぜ」

「へいへい、分かった分かった。どっちにしろ今は・・・」

そんな会話をしている間に、下手したら3桁はいるのではないかというロボットが2人を囲んでいた。

「こいつらをぶちのめすことだ!」

「言われなくても、そのつもりだぜ!」

そして2人は戦闘を再開させた。
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