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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第42話『大胆な推測』

「お、来てくれたか」

『新大久保公園』に着くと、確かにそこに会長が待っていた。

「お待たせしまし・・・アレ?」

つい驚いてしまった。

その理由は単純だ、会長の隣に・・・

「えぇと・・・代々木?」

「あ、はい、その節はどうも」

丁寧に挨拶までされた。

しかしここで思い浮かぶ疑問。

「でも、なんで代々木がここに?」

「え、えぇとですね・・・」

「率直に言うと、一応彼女も生徒会役員だからだ」

あぁ、なるほど・・・て

「ハァ!?」

「せ、正確には会長秘書って形で・・・」

秘書って・・・。

「そもそも、いつ会長と代々木顔見知りに?」

「この前のサッカー部との一悶着の後、神田が改めて代々木に事情を聞いているところにちょうど居合わせてな」

「そこで会長に『マネージャーみたいな仕事、やってみたくないか?』て誘われたので・・・」

「誘われたので、て・・・」

誘う会長も会長だが、それを受ける代々木も代々木だ。

「まぁ、安心したまえ。戦闘に関しては俺が教えてあげたから」

「そ、そういう問題ですか?」

「でもおかげで、今回のテストで2階級上がりましたよ」

何故か楽しそうにいう代々木。

・・・そんなに嬉しいのか?

もっとも、俺も今回のテストで2階級のランクアップが出来たのだが。

「で、会長。まさかそれだけのために呼び出したわけじゃないですよね?」

「あぁ、実は・・・君には伝えておきたいことがあるんだ」

「え?」

急に会長の顔が真剣になった。

その顔からは、何故か引いてしまうほどの威圧感を感じた。

「・・・な、何ですか?」

「とりあえず、待たせている人がいる。歩きながら大体のことを話そう」

そう言うと会長は踵を返し、公園の出口へと向って歩き出した。

それを見た代々木もついて行くのを見て、俺もそれを追った。

「上野君、君は不思議に思ったことがないかい?」

「え?」

公園を出たところで、いきなりそう切り出された。

「未来から来たサイボーグ、あいつらはどうやって来たかは知らない。だが、問題は異星人だ」

「・・・どういうことですか?」

話の流れが、見えそうで見えない。

「何で、わざわざこんな場所を襲撃してくる?利益なんてまずないだろう?」

「えぇと・・・この地球の土地が欲しいとかは?」

授業ではそういう風に聞いたことがある。

「それなら、もっと別の方法があるはずだろ?襲撃なんて無闇にすれば、その土地の価値を下げるだけだ」

「あ、なるほど・・・。じゃあ、本当はどういう理由で?」

「そこが本題だ」

「・・・え?」

どういうこと?

「襲撃するからには、何かしらの理由があるはずだ。だが、これといって理由が見当たらない」

「つまり・・・何を意味してるんですか?」

「・・・地球人の誰かがこの星を襲うように異星人に仕向けている、としたらどうだ?」

「!!?」

その発想はなかった。

だけど、確かにあり得る話だ。

しかし、ここで1つの疑問が浮かぶ。

「だ、だけど何でそんな話を俺に?」

そんな重大な話を、わざわざ俺1人だけ呼び出してやらなくても会議とかで言えば・・・。

「まだ正確な情報でないから、あまり大きく公言はしたくないのが1つ。もう1つは・・・」

「も、もう1つは・・・?」

「君に言えば、この件に関して断れなくなるだろう?」

「・・・・・」

そういうことか。

いつもながらのブラックストマック、ね。

「でも、何でそんなことに会長が関わってるんですか?」

「ん~、何でって言われても、ただ単に就職先がそういうやつらをぶっ潰す組織だから、かな」

「・・・へ?」

「と、着いたな」

そう言われて来たのは、1棟の廃ビル。

その入り口付近に、男の人が2人いた。

「どうも、お待たせしました」

会長が気軽に挨拶をした。

「遅いぞ」

「もしかして、見捨てられたかって思ったぜ」

1人は少しキレ気味に、もう1人は冗談交じりに応えた。

この人たちは一体・・・?
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