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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第40話『動き出した計画』

「その必要はないですよ」

その言葉が聞こえてきた次の瞬間、

ドカァン!

「なっ!?」

何かがサッカー部員の1人の持っていた剣目掛けて落ちてきた。

落ちてきたのは、巨大な剣。

それを持っていたのは・・・

「神田さん!」

「よ、待たせたな」

いつもながらの冷静さでこっちの呼びかけに答えてくれた。

「く、くそぉ!!」

そんな神田さんに2人ほどが襲い掛かろうとした。

「おいおい、隙だらけだぜ」

今度は次の瞬間、何かが高速でそれに突っ込んでこようとすると共に

ズバァ!!

3本の物凄い斬撃がその襲い掛かろうとしたサッカー部員に入った。

これを引き起こしたのは・・・

「大崎さん!」

「ったく、探すの苦労したぜ」

斬撃を起したその爪を構えながら応えられた。

「こ、これなら!!」

すると少し離れた場所にいた、銃を持ったやつらがそれを構えた。

すると今度は・・・

パァンパァンパァン!!

何本もの光線がそいつらの銃に直撃、弾き飛ばした。

その光線が飛んできた方を見ると、そこには・・・

「田町さん!」

「ゴメンね、遅くなっちゃった」

軽く謝りながらこっちに来た。

今の3人の攻撃で、サッカー部員は完全に無力化されると共に包囲された。

この状況を覆すことは、まず無理だ。

「う、うわぁぁぁぁ!!」

この状況に絶望したのか、約1名逃げ出そうとした。

だが、

カチャ

目の前に刀を突きつけられ、それを止めた。

刀を持っていたのは・・・

「蝶子先生!」

「お前達、ご苦労だったな」

ふと笑みを浮かべながら俺達を労ってくれた。

「蝶子先生・・・」

羅印さんがそんな蝶子先生に声をかけた。

「羅印さん、すいませんね、ウチの生徒達のためにわざわざ・・・」

「いえ、それよりも、しばらく用務員としての立場を忘れさせてもらいます」

「え?」

すると羅印さんは、先ほど銃を落とされたサッカー部員の1人に寄り、襟首を掴んだ。

「ヒッ!?」

先ほどの羅印さんの攻撃があるからだろう、激しく怯えている。

「答えろ。どこでその強化をしてもらった?」

「え・・・駅前の喫茶店」

「嘘をつくな!本当のことを言え!」

「ほ、本当だって・・・。『これを使えば何でも出来るようになる』って、チップ渡されたんだよ」

「・・・一体誰にだ?」

「し、知らねえよ。名詞どころか名乗りもしなかったし・・・」

「そうか・・・」

それを聞いた羅印さんは、掴んでいた手をパッと離した。

「羅印さん、何かあったんですか?」

蝶子先生も心配に思ったのだろう、聞いてみた。

「蝶子先生・・・どうやらまだ、『E計画』がどこかで進んでいるようですよ」

『E計画』?

何なんだ、それは・・・。

「え?それじゃまさか・・・」

「安心してください、こいつらはそこまではされていません。もっともこのままだとどうなっていたか・・・」

そう話しながら、羅印さんは先ほど外した帽子を再び被った。

「じゃあ俺はこのまま学校へ帰ります、あとの処理をお願いします」

そう言い残し、羅印さんは帰っていった。

「・・・お前達、とりあえずこいつら、保健室まで運ぶぞ」

倒れているサッカー部員達を見て、蝶子先生がそう指示した。

でも、やっぱりこういう場合はそうなっちゃうか・・・。

「分かりました・・・上野、お前は3人を送っていってやれ」

「五反田は俺達がどうにかするから」

神田さんと大崎さんにそう言われた。

「あ、はい。じゃあお言葉に甘えて・・・」



その後、渋谷と代々木を無事送り、俺と目黒の2人だけで帰路に着いていた。

「『E計画』・・・何なんだろうな、それって」

「分からない。でも・・・私達じゃ考えられないことが起こっていることは確かね」

今まで見たことがないぐらいに、目黒の表情は深刻だった。

そんな目黒に、何て言えばいいかは分からない。

ただ言えることは・・・

「それでも、俺達がやるべきことは変らない、そうだろ?」

「・・・うん、そうよね」

やっと目黒に明るい笑顔が戻った。

そう、俺達がやることは変らないんだ。

たとえ、この先何があっても・・・。
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