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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第3話『運命の化身』

武器を取ってから真っ先に行動に移したのは神田であった。

とてつもないスピードで野球部に向かって駆け出し、手には巨大な剣が握られていた。

運命系大型破壊剣『蒼天の剣』。

神田は剣先を突き出す形で持ち、凄まじい速度で野球部の集団を突き抜けた。

すると神田が駆け抜けた軌道上にいた野球部員3人がその衝撃で上空に高々と上げられた。

抜けた神田はすぐさま集団の方を振り向き、集団をキッと睨みつけた。

一方の野球部はそんな神田に脅えを隠せなかった。

「ひ、怯むな!」

その部員1人の声に応えるかのように、部員のうち銃を持っている者が神田に向けて発砲しようとした。

「おいおい、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!」

野球部のすぐ傍で大崎が構えていた。

それぞれの手の甲には、禍々しい大きな3本の爪がつけられていた。

運命系高速格闘爪『驕れる牙』。

その爪を大崎は左右共に大きく横に一閃。

爪からその本体以上のざんげ機がすぐそばにいた銃を持った野球部員2人を襲い、吹き飛した。

「う、うわああああーー!!」

今の攻撃を見たにも関わらず、1人の部員が恐怖を振り払うかのように刀を大崎に対して振り下ろした。

すると右手に付けられた爪の一本一本が微妙に前後にスライド、そして振り下ろされた刀が隙間に入った瞬間に再びスライドし、ガッチリと刀を捕らえた。

「な!?」

これに驚いた野球部員は、必死にそれを抜こうとするが刀はビクともしなかった。

そんな野球部員に対し、大崎は空いているもう片方の爪を構えた。

「・・・度胸は認めるが、ただそれだけだ!!」

そしてその爪で一閃、その衝撃に野球部員は刀を手放し、そのまま体育館の壁まで吹き飛ばされた。

「い、今のに続けぇ!!」

号令と共に大崎に対して残った3人の野球部員が襲い掛かった。

すると大崎は軽快に横へステップ、そして

「目黒、今だ!!」

と後方の目黒に声を掛けた。

その声に反応し、飛び掛っている野球部員が目黒の方を見た。

するとそこには、大きな砲を構えている目黒がいた。

運命系長距離光線砲『ジャンクション』。

すると砲口に出来ていた赤い玉が次第に大きくなっていった。

「シュート!!」

そして目黒の一声と共に引き金が引かれた。

砲口からは人1人軽く飲み込んでしまいそうな光線が野球部員目掛けて走った。

光線はそのまま野球部員2人に直撃。

砲口が斜め上を向いていたためもあって、光線は天井に激突するまで直進。

飲み込まれた野球部員2人は天井にめり込まれる形で気絶した。

そして残った野球部員はただ1人であった。

目黒は再び『ジャンクション』を、大崎は『驕れる牙』を構えた。

「どうする?まだやるか?」

「ク、クソォォ!!」

すると残った野球部員は持っていた銃を先ほど集団を突き抜けて1人だけになっているはずの神田に向けようと振り返った。

次の瞬間、彼の目にとんでもない物が映った。

刀身が先ほどとは比べ物にならないほど巨大化している『蒼天の剣』を高々と掲げ上げている神田の姿が。

「あ、あ・・・」

この姿に流石に恐怖を覚えたのか、野球部員の目に戦意は残っていなかった。

「これで・・・おわりだぁあああ!!」

そして神田は野球部員に剣を振り下ろした。

足が竦み、身動きすら取れなかった野球部員はそれに直撃、轟音と共に『蒼天の剣』に押し潰された。

それを確認した神田は、『蒼天の剣』を元の大きさに戻した。

野球部員は床にめり込み、白目を剥いて気絶していた。

これで、もう周りに戦える野球部員はいなかった。
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