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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第2話『ログイン』

「おい!何度言えば分かるんだ!いいから金寄越せよ!!」

「だ、だからそれしか持ってないんですって・・・」

体育館の中で、1人の男子生徒が9人近い男子生徒の集団に囲まれて、更に襟首を掴まれている。

しかも金銭の要求、誰がどう見ても恐喝である。

「高校生の財布に300円しかないってことがあるかよ!他に隠し持ってんだろ!」

「本当にそれしかないんですって・・・」

背も低く、見るからにひ弱そうな男子生徒に対し、恐喝している生徒達はガッチリとした体格を持っていた。

「そこまで言うなら、力づくでも出させてやるよ!!」

襟首を掴んでいる男子生徒が拳を振るおうとしたその時。

「お前ら、そこまでだ!!」

そんな叫びと共に体育館の扉が開かれた。

その先に姿を見せたのは神田、大崎、目黒の3人だ。

「・・・野球部からは、既にログイン反応があります」

目黒が携帯電話を見ながら2人の後ろからそう伝えた。

「OK」

そして3人は集団に歩みを寄せた。

「チ、生徒会か」

集団の1人が吐き捨てるように言った。

「野球部!これで何回目の恐喝だ!いい加減にしろ!」

大崎が怒りを露にしながら叫んだ。

「うるせえな。これぐらいしなきゃ俺たちの学生生活は充実しねえんだよ!」

「・・・その様子だと、反省する気はないようだな」

「だからどうだってんだ!?」

ニヤ

そう微笑しながら神田はポケットから何やら円形の物体を取り出した。

「何だそれは?」

「ポケットサイズのマイクロフォンだ。今の会話は確かに録音させてもらった」

「!!??」

この神田の発言に野球部は全員驚愕した。

「これでお前達に最低でも停学処分は確定だな。さぁおとなしくしてもらおうか」

「く、クソォォォ! こうなったらそいつを力づくでも奪ってやる!」

すると恐喝されていた男子生徒・・・おそらく日暮里という名前だろう・・・を遠くに投げ飛ばした。

そして、集団の生徒の手に突如何かしらの武器が現れた。

それは銃、剣、槍と様々だ。

「恐喝、反省なし、そして私的目的のログイン及び武器の使用。十分な理由だな」

「ああ」

「はい」

すると神田、大崎、目黒の3人は左手を胸の前に持ってきた。

その手首には特殊な形の腕時計が付けられていた。

そして3人ほぼ同時に制服の内ポケットからカードのようなものを取り出した。

「今からお前らを、生徒会特権により取り押さえる!覚悟しろ! EB・・・」

「「「ログイン!!!」」」

そういうと同時に3人はカードを腕時計に差し込んだ。

すると3人の制服が急に光り出し、戦闘服調に変化した。

いくら成長途中とはいえ、彼らもまた『エンドレスバトラー』。

その力を発揮するためには、『EB-ID』と呼ばれるカードを認証リストにセットし、ログインする必要があった。

「いつものように、俺と大崎がフォワード。目黒はサポートを頼む」

「あぁ!」

「了解です!」

そして3人は手を前に出し、一瞬で武器が目の前に現れた。
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