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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第129話『目前の標的』

・・・あれからどれだけ進んだのだろうか。

「一体いつになれば・・・」

「・・・分からない」

会長と分かれてからひたすら一本道を突き進むが、一向に終わりが見えない。

坂を下ったりといったことはあっても、分岐点があるわけではなかった。

それどころか、敵すら出てこない。

さっきみたいに敵に前を塞がれるなんてことが全く起きなくなっていた。

本当にこの先に・・・俺達の目的地があるのか?

と、急に開けた場所に出た。

かなり広い場所に、奥のほうに出口っぽいものが見える。

だけど、それ以上に注目すべき物体があった。

「な、なんだコイツは・・・!?」

それは、今までも出てきた四足歩行型ロボット・・・。

だが、決定的に違うのはその形状だった。

「・・・犬?」

「狼・・・かな?」

どちらにしろ、動物の形をした巨大ロボットが俺達をにらみつけている。

その全長は10メートル・・・ではとてもきかない。

しかも細かいことに、こっちを威嚇する動作すら見せている。

だけど今は・・・こいつにかまっている暇はない!

「振り切るぞ!」

「うん!」

俺も目黒も、アクセルを全開にして奥にある出口を目指した。

このまま振り切れる・・・と思った直後だった。

物凄い速さで巨大ロボットが出口の前に移動し、立ちふさがった。

更に、俺に対し前足を振るってきた。

「ウワッ!?」

俺はすぐにメガライダーから跳躍。

メガライダー自身もしまい、それを破壊から免れた。

だけど、出口をふさがれている以上・・・こいつを倒すしかない!

「迸れ!!」

俺は両手に纏った『遠雷』から雷撃を放った。

頭部に直撃して破壊・・・と予想したが、甘かった。

雷撃は当たる直前に雷撃は消えうせてしまったからだ。

これが何か、今までの経験上ですぐに察しがついた。

「フィールド!?」

これは厄介だ・・・この大きさでフィールド持ち、更に動きは素早いとは・・・。

着地しながら、こいつへの対抗手段を考えた。

今までみたいな戦い方じゃ、力を無駄に消耗するだけだ・・・。

ここは、こいつを使うしかない!

「目黒!」

「うん!」

俺が何を考えているか察したのか、目黒も俺と同じ行動を取った。



「ほれ、どうした?もう終わりか?」

「ク!」

「うぅ・・・」

『百花高校』屋上。

そこで品川と代々木が組織最後の刺客、巣鴨との戦いを繰り広げていた。

だが、その戦況は一方的であった。

いくら品川と代々木が攻撃をしたところで、巣鴨に避けられてしまう。

その避け方は田端と違い、全て紙一重に避けるだけ。

当たりそうで当たらないことが、2人に焦りと苛立ちを生み出していた。

更に合わせるかのように、巣鴨は全く攻撃を仕掛けてこなかった。

何を考えているのか分からない、それが2人には疑問しか浮かばせなかった。

「・・・ほぅ、他はやられてしもうたか」

周りを見渡しながら巣鴨は呟いた。

「え?」

「・・・こりゃ多勢に無勢じゃ。引き上げさせてもらおう」

そう言って立ち去ろうとした時だった。

「待ちな」

急にどこからかワイヤーにつながれたクローが巣鴨を襲った。

巣鴨はこれも紙一重に回避。

更に

「もう逃がしませんよ」

今度は巨大な光線が飛んできた。

しかし、それも巣鴨は紙一重に回避し、更に

「ほぅ、またお前さん達かい」

と聞く余裕までも見せた。

そして攻撃を仕掛けた張本人達がワイヤーを伝って姿を現した。

その人物を見て、代々木は名前を呼んだ。

「悠矢さん、雷電さん!?」

代々木と池袋と同じ組織に加入する、悠矢と雷電の2人であった。

「代々木、知っているのか?」

品川だけ知らないこともあって、これに対して問いかけた。

「は、はい」

代々木もそれに対して返答するしかなかった。

「ここまでやってくるとは、仕事熱心じゃなお前さん達」

巣鴨が感心しながら話しかけてきた。

「かもな・・・だが、それも今日で終わりだ!」

悠矢が持っている『ピアサーロック』を巣鴨に向けて言い放った。

「おとなしく、ここで捕まっていただきます!」

雷電も『超高インパルス長射程狙撃ライフル』の銃口を向けて忠告した。

「ふむ、確かに逃げるのは難しいようじゃな。ならば・・・本気を出させてもらおう」

すると巣鴨は武器を具現化させた。
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