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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第11話『波乱の春の幕開け』

「・・・ここかぁ」

『百花高等学校』と書かれた校門を見て、ふと呟いた。

今日からここに通うことになったので早速来てみたけど、来るのは昼からて言われているんだよなぁ・・・。

まぁ、下見だけなら文句も言われないだろう。

何故か分からないけど、学費も免除されるし下宿先も用意してくれるし、かなりいいところらしいしな。

とにかく、この門から先には俺の新たな学園生活の幕開けだ。

さぁ、レッツスターt

「おい、そこのお前!」

・・・え? 俺のこと?

声のほうには、何やらゴツい男子生徒が4、5人・・・。

あれ? もしかして絡まれてる?

「えぇと・・・サヨナラ!」

こういう時は逃げるに限る!

学園生活始まってもいないのにカツアゲなんてゴメンd

バッ!

「えぇ!?」

物凄い速さで俺の進路を阻むやつ。

・・・もしかして、逃げれない?

「さぁ、観念しろよぉ」

指を鳴らしながら迫ってくる男子生徒達。

「オラァ!」

「オワッ!?」

捕まえられそうになったから、急いで転がってそれを避けた。

「待たんかいコラァ!!」

更に襲いかかってこられた。

しかも今度は2人がかり。

「待てと言われて待つヤツがいるか!」

急いで逃げるが・・・

バッ!

・・・やはり物凄く早く立ちふさがれる。

「・・・ヘ、お前みたいなヤツは少し痛い目を合わせないといけないようだな」

すると、男子生徒達の手に何か急に現れた。

それは剣に槍に斧に・・・あ、銃も・・・

「ハァ!?」

なんで一高校生がそんな物騒な物持ってるわけ!?

「さぁ、覚悟しとけよぉ」

ジリジリと迫ってくる男子生徒達。

ば・・・万事休すか?



生徒会室の窓際、1人の長髪の男子生徒が校門での騒ぎを見ていた。

「予定よりも早かったな、しかもあぁなるとは・・・ついてない」

するとその男子生徒は、隅っこにある金庫を開け、何かを取り出した。

それは、その男子生徒もつけているログイン用の腕時計とEB-IDであった。

ガチャ

ちょうどそこに神田、大崎、田町、目黒の4人が入ってきた。

「・・・アレ? 会長、珍しいですね」

目黒が真っ先に声を掛けた。

「・・・校門で転校生が襲われてるぞ、しかも野球部に」

「ハァ!? またかよ」

大崎はそう言って窓際まで迫った。

それに続くように他の3人も様子を見に窺った。

確かに転校生と思わしき男子が野球部に追いかけられていた。

「・・・でも、運動神経はあるようだな。野球部に捕まらずに逃げ続けているなんて」

冷静に神田がそれを分析した。

そうしていると、会長が外に出ようとした。

「お、オイ、池袋。どこに行くんだよ?」

それに気付いた大崎が声を掛けた。

「彼にコイツを渡しに行くだけさ」

先ほど取り出したばかりの腕時計とEB-IDを見せた。

「お、おい! そいつは生徒会専用の・・・」

「いいんだよ」

「え?」

この会長の一言にキョトンとした表情を浮かべた4人に、更なる確信の一言が告げられた。

「彼が・・・新たな生徒会員だ」
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