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無料オンラインゲーム『百花繚乱Endless Battle』。 そのノベライズとそれに関することを書いていきたいと思います。

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第98話『力尽きるその時まで』

ガッ

「うわ!?」

奴が構えた瞬間、突如姿が消えたかと思うと、俺の目の前に現れ回し蹴りを放たれた。

俺はそれを防ぐことが出来ず、そのまま吹き飛ばされてしまった。

しかもあの攻撃・・・地味にダメージが大きい。

もう聞くまでもない、文化祭の時に襲ってきた奴らと同列かそれ以上の実力者だ。

だけど、ここで引くわけにもいかない。

すぐさま壁に激突しそうになる直前に姿勢を整え、着地と同時にすぐさま駆け出した。

「ハァッ!」

手に纏った『遠雷』、俺はこれで殴ろうとした。

この距離、このタイミング、避けることは出来ないはずだ!

ガシッ

「え!?」

つ、掴まれた?

俺の視界には、確かに拳を掴んだ奴の姿があった。

しかも、『遠雷』の電撃を確かに受けているはずなのに涼しい顔をしてやがる。

「それで、終わりかい?」

明らかに見下した表情と言葉に、俺は冷静でいられなかった。

「ま、まだだ!!」

俺は空いている左手を向け、この至近距離から雷撃を放った。

今度はまともな防御手段を取れないはずだ。

「・・・続きはあるのかい?」

「え?」

俺は目を疑った。

この雷撃を喰らったはずなのに、全くダメージを受けている様子がない。

「では、次はこちらから行かせてもらおうか」

すると奴の空いている右手がこちらを向いた。

これは・・・何か来る。

だけど、以前俺の右手は奴に掴まれたまま。

このままでは避けることはおろか、離れることも出来ない。

万事休すか・・・。

バァンバァンバァン!!

俺が絶望感を感じていると、いくつもの光線が奴に当たった。

その衝撃で俺を掴んでいた手も離れ、俺はすぐその場から飛び離れた。

光線の正体は・・・目黒が『スーパードラグーン』を具現化させ放ったと容易に想像がついた。

「目黒、サンキュ!」

「そ、それよりも上野君・・・!」

「あぁ、分かってる!ウェポンチェンジ!!」

目黒の意図をすぐに読み取った俺は武器を『両腕部Iフィールド発生器』に変えた。

それに奴も気付いたようだが、そのままこれで攻撃しようなんて浅はかなことは考えていない。

「シュート・・・!」

目黒がいくつも放った『スーパードラグーン』それぞれから光線が放たれ、奴に次々と砲撃していった。

何本かは直接当て、もう何本かは周りを砲撃して動きを制限させた。

これで少しの間だけだが、動きは止められる。

チャンスは・・・ここしかない!

「JSAモード起動!フィールド展開!収束!」

駆けながら両手にフィールドを収束させ、そして間合いに入った瞬間に放った。

「必殺!ダブルシャイニング・フィンガーーーーー!!!」

俺の両手から放たれた衝撃は奴の胸に直撃。

それをまともに受けた奴は吹き飛び、そのまま壁に激突した。

「はぁ・・・はぁ・・・」

流石にこれを放つと疲れる・・・。

今俺が持っている最強の必殺技。

これを受けてまともに立っていられることなんて・・・。

「なるほどな・・・新橋もただじゃ済まない訳だ」

え?

「嘘だろ?」

起き上がった奴は・・・ダメージを受けているようには思えなかった。

いくらかは受けているんだろうが、効果的とはとても言い難かった。

「残念だけど、本当さ。じゃあ、今度こそこちらの番だ」

すると奴は、先ほどと同じように左手をこっちに向けた。

「・・・『ワールズエンドフラッシュ』」

その一言と同時に、急に目の前が真っ白になると同時に物凄い衝撃が俺達を襲った。

「うわ!?」

「キャァ!!」

この衝撃に俺も目黒もどうすることも出来ず、ただそれを受け吹き飛ばされるしかなかった。

だけど・・・あれは何だ?

武器を具現化してないのに、いきなり攻撃されたぞ。

「ふ、これで終わりかい?他愛もない」

く、悔しいが力の差は歴然としている。

もう・・・ダメなのか?

「僕もそこまで酷い正確じゃない。次の一発で終わらせてあげよう」

そして奴は再び左手を俺達に向けた。
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